『結婚する』=『入籍する』という認識を多くの人が持っているかと思います。
しかし、それだけが結婚の形ではありませんよね。
そのうちの1つが『事実婚』。
本記事では、
- 法律婚について
- 事実婚について
- 事実婚の証明に必要な手続き
について紹介します。
最後に、婚姻届を出していなくても一目で
目次
結婚していることが法律的に認められる『法律婚』
入籍する結婚の形は『法律婚』と言われます。
婚姻届けを提出して、2人の新しい戸籍が作られ、2人ともが戸籍の『筆頭者』の名字になります。
実は、夫婦別姓が認められていないのって、日本だけなのだそうですよ。
これに伴い、名字が変わる人は、様々な手続きに追われることになります。
免許証や銀行口座などさまざまな契約しているものは、すべて新しい名字に変更する手続きが必要になります。
この数とかかる労力は決して馬鹿になりませんよね。
私も会社勤めをしながら、なんども昼休みを使ったり、お休みを取ったりして手続きをした記憶があります。
しかも、手続きを忘れたまま放置してしまったものも実はあったりします。
ただ、社会的には旧姓を名乗ることも認められるようになっています。
私も会社勤めの間は旧姓で仕事を続けていました。
仕事関連の取引先などにいちいち結婚の報告をしないで済んだのは、だいぶ楽だったと思います。
『事実婚』とは?
『事実婚』は、婚姻届けを出さずに結婚生活を送るスタイルです。
ですから、氏名変更に伴う諸々にわずらわされることはありません。
それは、大きなメリットですよね。
また、小さなころから愛着を持ってきた名前を変える必要がないというのも事実婚が選ばれる理由のひとつ。
事実婚と『同棲』・『同居』の違い
「『事実婚』と『同棲』や『同居』は何が違うの?」と思う方もいらっしゃるでしょう。
事実婚は特別な届け出や手続きは必須ではありませんが、お互いにはっきりと結婚の意思を持っていることがまず第一。
そのほかに、
- 親族や職場の人たちが夫婦としてみなしていること
- 二人の間に認知した子どもがいる
- 共同生活をしている
- 住民法が同一世帯である
などの様々な条件が重なると、社会的にも事実婚として認められやすくなるようです。
『事実婚』として認めてもらうために有効な手続き
以前に比べて、法律上でもパートナーとしての権利と義務が認められるようになってきています。
事実婚として認められ有効活用するためには、いくつか手続きをしていた方が良いのです。
- 住民票の続柄を「夫(見届)」または「妻(見届)」とする
- 結婚式を挙げる(周りに結婚の事実を知ってもらう)
- 公証役場で公正証書を作成する
などが考えられます。
しかし、必ずこれら全てを『しなくてはならない』ということではありません。
企業や自治体によって対応が異なるようですが、事実婚を証明できる書面があると、万が一の時にスムーズに手続きをとることが出来るようです。
特に、パートナーが急病や大きなケガで病院に運ばれたのに、事実婚を証明できないために手術の同意書へのサインができず、どんな状況かの説明を聞くこともできずにつらく大変な思いをしたというのはよく耳にする話です。 必要だからと証明書類を用意すればいいものがほとんどですが、急に訪れる万が一のケースに備えて、すぐに事実婚を証明できるようにしておく方がいいのではないかと思います。 しかし、事実婚はメリットばかりではないのです。 『事実婚』を考える場合は、 自分たちがどちらを選ぶのかをよく話し合って決めましょう。 二人の意思が決まったら、それぞれのご両親への相談・報告も忘れずに。 公的な証明ではないけれど、一目で「結婚しています」と伝えやすいのがウェディングフォト。 何かの折に、すぐに見せることのできるお気に入りのウェディングフォトを用意しておくのも良いでしょう。 結婚式はしないというおふたりや、気に入った写真が撮れなかったというおふたりには、フォトウェディングをおすすめしたいです。 おふたりの結婚を証明するためだけでなく、素敵な思い出となっておふたりの絆を深めてくれる… \結婚していなくてもフォトウェディングを撮影していただけます!/
税金関係や相続、子どもの親権など、まだまだデメリットとなる点もたくさんあります。
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