こんにちは、Web担当の君塚です。
「婚姻届受理証明書」という
証明書があるのをご存知でしょうか。
多分ご存知ない人のほうが
多いでしょうね。
婚姻届受理証明書というのは、
2人が夫婦になったことを
公的に証明する文書のことです。
普通、夫婦であることを証明するのは、
婚姻届けだと思いますよね?
婚姻届けを提出すると、
2人が夫婦になったことが
戸籍謄本に記載されます。
その結果、戸籍謄本だけでなく
戸籍抄本、住民票にも夫婦であることが
記載されるようになります。
しかし、婚姻届けを出してから
それが記載されるまでに数日かかります。
そこで、新しい戸籍が出来上がるまでの間に
戸籍謄本のかわりに使うのが
婚姻届受理証明書なのです。
つまり、婚姻届受理証明書は
新しい戸籍ができるまでの間、
2人が夫婦であることを
証明する公的文書なのです。
でも、戸籍謄本ができるまでに
数日かかるなら、
それくらい待っていれば
いいじゃないかっていう声が
聞こえってきそうですね。
だけど、戸籍謄本ができるまでに、
結婚した証明書がないと
困ることもあるのです。
たとえば、住民票の名義変更とか、
会社に結婚したことを届け出るとか、
海外で挙式する際に
2人がすでに夫婦であることを
証明する必要がある場合など、
婚姻届受理証明書が
必要となる場面はいくつかあります。
ただし、住民票の名義変更を
急ぐことはあまりないし、
会社への届けも、
戸籍謄本が出来上がってからでも
十分間に合います。
海外挙式でも、婚姻届受理証明書が
ないと挙式できないわけではありません。
つまり、婚姻届受理証明書がないと
困ると言う場面はまずないのです。
しかし、実際に婚姻届受理証明書を
取得する夫婦がいます。
それは、記念として残したくて
婚姻届受理証明書を取得する人が
いるからなのです。
婚姻届受理証明書には
上質の紙で作られた
賞状タイプのものがあります。
これを記念に取得して、
額に入れて飾っておく人がいるのです。
ちなみに、婚姻届受理証明書をもらうには、
婚姻届けを出すときに
「婚姻届受理証明書をください」
とお願いすればいいだけです。
ちなみに、婚姻届受理証明書を取得するのは、
結婚してしばらくたってからでも問題ありません。
だけど言われてみれば、
結婚したことを証明するのって、
戸籍謄本とか住民票ならあるけど、
なんだか素っ気ないですよね。
ただの紙切れだし。
それに比べて、賞状タイプで
上質の紙でできた婚姻届受理証明書を
額に入れて飾っておくのって、
ステキだと思いませんか?
両親とか友人が訪ねてきたときに、
さりげなく目につく場所に
飾っておくといいかもしれませんね。
また、人に見せるだけでなく、
2人も額に飾った婚姻届受理証明書を
見るたびに、気持ちも新たになることでしょう。
ちなみに、婚姻届受理証明書が
結婚したことを証明する
公的文書になるといっても、
婚姻届受理証明書が使えない
ケースもあります。
それは、運転免許証の名義変更と
銀行口座の名義変更の場合です。
運転免許証の名義変更の際は、
「本籍が記載された住民票」が
必要と記載されているので、
婚姻届受理証明書では
受け付けてもらえないのです。
同様に、銀行口座の名義変更は
「戸籍謄本」もしくは
「名義変更が済んだ運転免許証」
が必要と書かれているので、
婚姻届受理証明書は使えません。
最近は結婚式を挙げずに、
婚姻届けだけ出して
フォトウェディングを
挙げる人が増えてきました。
結婚式はしないけど、結婚した記念に
写真だけ残したいという人が
多いわけですが、
これからはウェディングフォトと
一緒に額に入った婚姻届受理証明書を
飾っておくといいかもしれません。
阿部写真館で撮ったウェディングフォトも
婚姻届受理証明書も
きっといい記念になることでしょう。