いつも笑顔で明るい
ご近所の奥さん。
娘さんが結婚したと聞いていたので
「おめでとうございます！」って
声をかけました。
いつも以上のにこやかな笑顔が
返ってくることを想像していたのですが
その時はなぜがさみしげでした。
いろいろ話していたら
会話の途中で本音がポロリ。
「娘が嫁いでね。
おめでたいことだけど
今まで一緒に住んでいたのに
急にいなくなってしまって・・・。
心にポッカリ穴があいたみたいで」
お嬢さんの新居の場所は
数キロ離れた所にあります。
「いつでも会えるじゃないですか。
お嬢さんも、顔を見せに来てくれますよ」
なぐさめるつもりで言った言葉だったのですが
今、とても後悔している
WEB担当のまるです。
「さみしいですよね。
ずっといた人がいないのは。」
お父さん、お母さんと一緒に❤
そのさみしさを
いっしょにかみしめてあげればよかった。
なぜ、そのさみしさを
同感してあげなかったのかと。
もちろん、奥さんは
お嬢さんの結婚を大喜びしていました。
お婿さんもしょちゅう遊びに来てくれる人で
ご主人とも大の仲良しになっているとか。
結婚披露宴は、
お嬢さんたち二人とも仕事が忙しいので
先ずは入籍。
そしてついこの前
新居へ引っ越していったそうです。
そんな若い二人が選んだのは
フォトウェディングでした。
「ロケーション撮影って素敵よね。
私の時代は、こんな良いものなかったもの。
私もやりたかったわ～っ！」
そう言いながら
お嬢さんのウェディングドレス姿の
フォトブックを
うれしそうに見せてくれました。
もちろん、撮影の日は
家族みんなで参加。
まだ少し肌寒い風の吹く日だったのですが
お天気は上々で
ふりそそぐ太陽の光が海面に反射して
とても美しい光景が広がっていました。
ふたりで浜辺をはだしで走り回ったり
お姫様だっこをしてグルグルまわったり。
おおはしゃぎのふたりの姿に
お父さん、お母さんも
うれしい気持ちでいっぱいになったみたい。
平日の浜辺は人もまばら。
それこそ、プライベートビーチみたいで
心も体もゆったりできます。
真っ白なウェディングドレスも
華やかなカラードレスも
自然の風景をバックに
いっそう美しく浮かび上がります。
まるでセレブのデート！
映画のワンシーンとして
使いたくなりますよね。
これからの季節なら、
結婚報告のお知らせハガキを
暑中見舞いハガキとしても活用できそう。
初夏を感じられる風景を探して
ロケーション撮影するのもいいし
また、逆に清涼感を感じる森の木陰や
パラソルを片手に持って、かわいい演出もできます。
また、風のさわやかな日に
愛するペットをいっしょに連れて行って
ピクニック風景を撮っても素敵ですよね。
愛する人とはじめる新しい生活は
喜びと期待に満ち溢れています。
でも、時々は、お父さん、お母さんに
会いに行ってあげてください。
いつくしみ育ててくれた親御さんにとって
息子、娘が巣立った後の家は
とても静かで広く感じてしまうものです。
ウェディングフォトは
ふたりの思い出の品ではありますが
親御さんにさみしい想いをさせないためにも
ぜひ、プレゼントしてあげてください。
ウェディングフォトにうつる
満面の笑みのわが子を見て
きっと心が慰められると思います。
ずっと手の届くところにある
かわいいわが子の写真が
お父さん、お母さんの力にもなっていくことでしょう。
