こんにちは!阿部写真館大阪店スタッフの藤井です。
もう6月も下旬になり、7月の姿が徐々に見えてきましたね。
わたしはその季節にしか楽しめないことを逃さず楽しみたい派なので、夏は催しが多く大変です。^^
海に行きたい(泳げないのに…笑)、お祭りも行きたい、向日葵畑も行きたい…
予定は未定ですが今年も楽しい夏にしたいと思います♪
さて、本日はタイトルの通り、ウエディング衣裳を色々見た、もしくは調べているけれど迷って決められない…という方にとっておきの情報をお届けしたいと思いますのでどうぞお付き合いください。
まず大きな分かれ目として<和装・洋装のどちらにするか>で悩みますよね。
日本の伝統である和装にするのか、でもウエディングドレスも憧れる…
どちらも出来れば一番良いのですが、白無垢・色打掛・ウエディングドレス・カラードレス・・・と、どんどん選択肢が広がっていくのでなかなか決めることが難しいですよね。
本日はまず和装についてご説明をさせて頂きます。
和装と簡単に言っても、白無垢・色打掛・本振袖(引き振袖)などの種類がございます。
1.白無垢について
和装衣裳の一番人気なのではないでしょうか。
古来日本では色や模様はそれだけで意味を成すと考えられていたそうです。
白は太陽の光の色と考えられ、神聖な色とされており祭服に用いられていました。
そして清浄潔白(清らかでけがれのないさま)をあらわす白無垢には、嫁ぎ先の家風に染まるという意味合いもございます。
最近は和装でも洋髪にされることが多くありますが、白無垢をイメージする時は綿帽子が思い浮かびますね。
結婚式においての綿帽子の意味合いとしては『挙式が済むまで新郎以外の人に顔を見られないようにする』という意味合いが濃いそうです。
もともと白無垢とは打掛、掛下、帯、足袋、草履、小物など全てを白一色に揃えるものでしたが、
近年では写真のように紅いお色が入っているものもございます。紅いお色については色打掛にて説明をしたいと思います。
白無垢を着ることによって、嫁ぐ覚悟を表すことが出来るというのは素敵ですね。
2.色打ち掛けについて
白無垢と並ぶ婚礼衣装。色合いは赤(紅)の地色が一般的です。
赤色を用いる理由はいくつかあるようですが、まず『血』の意味を表しており、内に秘める情熱・一生懸命にお仕えする決意を表していると言われています。
『血』=『生きている』ということでもありますので、
白無垢を着て嫁ぎ先へ行き、(自分が生まれた家の娘としては一旦死に、)
嫁ぎ先で用意されている色打掛を着る(新たに血を入れて蘇り、嫁ぐ家で生きる)
という意味合いにもなるそうです。深いですね。
赤にはほかにも『(朝が)明けるめでたさ』という意味合いもあるそうです。
3.本振袖について
結婚式のお色直しの際に着られることの多い衣装。袖を引きずって着ることもあるので引き振袖とも呼ばれています。
お色は様々ありますが黒色が一番人気のようです。
黒いお色には『嫁いだ後他の色に染まらない』という意味が込められております。
引き振袖のメリットは帯をしっかりと見てもらえますし、打掛を羽織らないので比較的身軽となります。
いかがでしたでしょうか?
見た目の問題だけではなく和装の衣装にはお色によって意味合いがあり、着ることによってそれぞれ覚悟を表すことの出来る、日本独自の素敵な衣装なんですね。
私も結婚における和装衣装の重要性を改めて気が付くことができました。
ぜひ和装をご検討中の方は参考になさってください。
では、次回はドレスについてのご説明をさせていただきたいと思います!
どうぞ次回投稿もチェックを宜しくお願い致します。^^
ウエディング衣裳を決めることが出来ずお悩みの方必見!