こんにちは、Web担当の君塚です。
結婚式の1カ月前は、新郎新婦とも
結婚式の準備の最終段階で
大変な忙しさだといいます。
「それって、普通の結婚式を挙げる
人たちのことでしょう? 私たちは
フォトウェディングだから関係ない」
と思っている人がいたら、それはちょっと違います。
これは、阿部写真館で写真だけの結婚式を
挙げる人にも大いに関係していることなのです。
たとえば、最近では結婚式の前に
ブライダルエステに通う女性も
多いようですが、特にシェービング
などは式の直前にやらないと
ベストな状態になりません。
それだけではなく、ネイルやヘアカット、
カラーなども直前にしないと意味がないので、
式が近づくと特に花嫁は急に忙しくなります。
中でもヘアカット、エステ、ネイルの
スケジュールを組むのが意外と大変なようです。
たとえば、シェービングしてすぐに
エステするわけにはいきませんが、シェービングは式の3日前までしか
できないなどの制約があったりします。
フォトウェディングの場合は、
直前に忙しいといっても
このくらいで済むかもしれません。
しかし、普通に結婚式を挙げると
もっといろいろ大変なようです。
たとえば、出席者が確定するのは
こちらから2ヶ月くらい前に
出欠のハガキを出して、
返信が来るのが式の1カ月半くらい前です。
そこから席順を決めることになる
のですが、席順を決めるのって、
意外と大変で特に会社関係者などは
「何であいつが俺より上座なんだ」
といった不満が出ないとも限りません。
もちろん、席次表の作成や席札作成も
出席者が確定してから行うので大わらわです。
料理や引き出物も人数が決まって
からでないと正式発注できないので、
前もって発注しておくことはできません。
また、最近では出席者にアレルギーや
嫌いな食材を聞いて料理を出す
ケースが増えているようです。
アレルギーといっても、エビ、カニ、卵、
そばなどいろいろありますが、
これも出席者が確定してからでないと
はっきりしません。
アレルギーの有無は、出席者に渡す席次表とは別に、スタッフ用に
作った席次表に書かなければ
ならないため、これも面倒な作業です。
アレルギーのほかに好き嫌いまで入れると、
もう誰がどの料理なのか
間違えないようにするだけでも大変です。
1カ月前が忙しい理由はまだあります。
それは、もっと早くできたはずのことが、
ついつい後回しになっているからです。
たとえば、最近では映像演出も
よく行われますが、その映像作りを
直前になって始めたり、
遠くから来る親戚の宿泊手配や
引き出物選びなど、
さまざまなことが後回しにされています。
「もっと早くからやっておけばよかった…」
と思ってももう後の祭りです。
式が目前に迫ったら、徹夜してでも
やりこなすしかありません。
しかし、こうなるのも無理はありません。
だって、結婚式の準備に慣れている
人なんていませんから。
みんなぶっつけ本番ですから
しかたのないことなのでしょう。
また、多くの人が
「思っていたより時間がかかった」
と口をそろえて言うのが、
新郎の謝辞、花嫁の手紙などの文章作成です。
やはり結婚式ですから、
使ってはいけない言葉があったり、
言葉の体裁を整える必要があるため、
ただでさえ文章作成なんて
慣れていないのに、
なおさら時間がかかってしまうようです。
謝辞や手紙は簡単に書けると思って
つい後回しにしがちですが、
意外に時間がかかるので、
下書きだけでも
早めにしておくのがおすすめです。
このように、ただでさえ準備が大変なのに、
中には直前まで出欠がわからない人もいます。
直前になって出席が決まり、
その人にアレルギーがあったり
着付けの予約が必要だったり
するとまた調整が大変です。
このほか、受付を頼んでいた人が
直前になって身内に不幸があって
出席できなくなったり、
友人代表のスピーチを頼んでいた人が
出席できなくなって
急遽別の人に頼むことになるなど、
とにかく普通の結婚式は
最後の最後まで気が抜けないようです。
阿部写真館で
フォトウェディングを挙げる人は
このようなわずらわしさがないので、
「結婚式は写真だけで十分」
と言う人はますます増えていく
のではないでしょうか。