新郎・新婦に幸せを呼ぶ
幻の6ペンスコインのジンクスを
ご存知ですか？
WEB担当のまるは
6ペンスコインを
自分で手にしたことは残念なことにありません。
どうして6ペンスコインが幻なのかといいますと
ズバリ、今は製造されていないからです。
もともとはイギリスで
1551年から1967年までの間だけ
製造されていた6ペンスコイン。
素敵なコインなのに
1971年には廃止になっているのですね。
マザーグースの歌の中に
ウエディングの当日に
花嫁が身につけると幸せになれるという
おまじないがでてきます。
まずは、前にもとりあげましたサムシングフォー
Something old（なにかひとつ古いもの）
something new（なにかひとつ新しいもの）
something borrowed（なにかひとつ借りたもの）
something blue（ なにかひとつ青いもの）
そして、続きがあるのです。
and a sixpence in her shoe.（花嫁の靴の6ペンス）。
ウエディングの当日に
花嫁のはく左のくつの中に
6ペンスコインを入れておくと
「新郎・新婦は一生お金に不自由することなく
幸せに暮らすことができる」
という言い伝え。
ロマンティックですよね。
マザーグースの中に
「Sing a Song of Sixpence（6ペンスの歌を歌おう ）」
という他の歌もあって
6ペンスコインはとっても人気がありました。
ですから、
廃止になる時には反対運動もおこったぐらい。
また、世界的なロックバンド、QUEENのギタリストである
ブライアン・メイがピック代わりに使っていたのが
6ペンスコインという話も有名ですね。
ウエディングの他にも
クリスマスや誕生日のプレゼントとしても喜ばれ
持っていると幸せになれる
お守り代わりとされています。
そんなことから
コレクターもたくさんいる6ペンスコイン。
今でも様々なところで販売され
手に入れることもできるんです。
結婚のお祝いに
6ペンスコインを用意する方もいらっしゃいますよ。
最近では「花嫁の左の靴の中」にだけではなく
「新郎の胸ポケットに」にも入れる方が増えてきました。
日本のお札が年代によって絵柄が変化してきたように
実は6ペンスコインもいろいろな絵柄があります。
絵柄の王様によって
『愛』『勇気』『成長』『繁栄』など
テーマも違ってきますから
選ぶのもちょっとこってしまいそう？
現イギリス女王のエリザベス2世の6ペンスコインもあって
国民に愛され、最長寿で人気があります。
また、エリザベス女王のお父さんである
ジョージ6世の6ペンス。
2002年に夫婦の愛情を描いた
「Bertie & Elizabeth」という
ドラマができたほどの愛妻家ですから
これも幸せになれそうですね。
ジョージ5世の6ペンスは
「オークの葉と実」がデザインされ
成長と繁栄がテーマになっています。
数ある6ペンスの中で人気が最も高いのは
ヴィクトリア女王が刻印された6ペンスですね。
イギリスが「最も栄えた時代」のものであり
ヴィクトリア女王と夫のアルバートは
とても「仲の良い夫婦」でしたから。
シルバー製で魔除け効果もありますし
幸せな結婚にオススメのコインと言えるでしょう。
新郎・新婦をハッピーにしてくれる
6ペンスコインを身につけるとワクワクしますね。
最高の笑顔で
ふたりの素敵なウエディングフォトを撮りましょう！
