こんにちは、Web担当の君塚です。
結婚式の恒例といえば、
ブーケトスでしょう。
ブーケトスは、
新郎新婦からの幸せのおすそ分け
として演出されるものです。
ブーケトスのいわれは、
花嫁が投げたブーケを受け取った人が、
次の花嫁になれるというものです。
始まりは諸説あるようですが、
一説には14世紀頃イギリスで
始まったものといわれています。
それまでは、
花嫁の幸せにあやかろうと、
参列した女性が花嫁のブーケの花などを
勝手に取ってしまうことが
あったようです。
そんなことがあっては困るので、
花嫁がブーケを投げる
演出をするようになったのでしょう。
その後、ブーケトスは
結婚式には欠かせないものとして
定着していきました。
ブーケトスは盛り上がるのですが、
最近ではちょっとうとましく
思う人もいるようです。
というのは、
近々結婚が決まっている人を中央に立たせて、
何としてもその人にブーケを
取らせようとしたりするからです。
また、中には最年長の独身女性に
何とか取らせようとしたりして、
当の女性にとっては
かえって傷ついてしまう
こともあるようです。
何でもそうですが、
行き過ぎた配慮は
かえって逆効果になってしまいます。
そのため、最近では
「ブーケトスはやめようか…」
という空気もあるみたいですね。
さて、結婚式で盛り上がるといえば、
披露宴の最後に行われる
花嫁から両親への感謝の花束贈呈と、
感謝の手紙の朗読です。
中には素晴らしい内容の手紙もあって、
会場が感動の渦に包まれる
こともしばしばです。
そして手紙の朗読が終わり、
両親に花束を渡すと
あちこちで目頭を押さえる姿が
見られます。
花嫁や両親も感極まって
涙にむせる場面もあったりして、
一生思い出に残るシーンとなります。
ところで、
この感動的な場面で涙を流すのは、
花嫁と両親だけとは限りません。
なんと、最近では新郎も
涙を流すことがあるそうです。
おそらく、
感動的なシーンを目の当たりにして、
感極まってしまったのでしょうね。
最近では
披露宴の派手な演出は
すっかり影をひそめて、
目玉といったら
この両親への花束贈呈
くらいになってしまいました。
もちろんお色直しもあるのですが、
ひと昔前のように
きらびやかな印象は
あまりないようです。
でもそれは、
結婚式にお金をかけるよりも、
その後の新婚生活に
お金を回したいという
堅実な考えから
そうなってきているようです。
それなら、
これからの生活を
しっかり見つめているわけですから、
悪いことではありませんね。
このように、
最近では結婚式の演出を控えめにしたり
結婚式そのものを
やらない人も増えていますが、
その理由を「世の中が不景気だから」
と勘違いしている人がいるようです。
決してそんな理由ではなく、
「派手なことにお金を使わず
現実的なことにお金を回す」
という賢い考えの人が
増えてきた証拠なんですよね。
実は、私たち阿部写真館にも、
そのようなお客様が
たくさんいらっしゃいます。
「結婚式は挙げず入籍だけして、
お金は新婚生活に
必要な資金に回そう」
こういう堅実な考えを持った
カップルが増えている
ように思います。
そしてこういう方々は、
「結婚式はしないけど
写真だけは撮っておきたい」
と言って当館へいらっしゃいます。
阿部写真館では
衣装も豊富に取り揃えており、
しかも選び放題ですから、
お好きな衣装で思い思いの
ポーズやシチュエーションで
ウェディングフォトを
お撮りいただけます。
特に屋外でのロケーションフォトは
開放的な気分で
写真を撮ることができるので、
お2人の自然な笑顔を
おさめることができます。
最初は緊張気味のお2人も、
シャッターを切る回数が増えるごとに、
いい表情に変わってくるから不思議です。
お2の幸せそうな笑顔を見ると、
私たちは本当にいい仕事を
させていただいているという、
晴れやかな気持ちになります。