フォトウェディングの指示書は必要なの?指示書のメリット・デメリットをご紹介


フォトウェディングを実施するにあたって、「指示書が必要」と聞いたことがあるのではないでしょうか。

フォトウェディングの指示書を用意しておけば、スタジオと撮影イメージを共有できる点などのメリットがあります。一方で、指示書を準備していなくても、理想のフォトウェディングの実現は可能です。

この記事では、フォトウェディングの指示書の必要有無や作成するメリット・デメリットについて解説します。

フォトウェディングの実施を検討しているカップルは、ぜひ参考にしてください。

フォトウェディングの検討時に耳にする指示書とは?


フォトウェディングを検討していると、「指示書」という言葉を耳にすることでしょう。

指示書は新郎新婦が希望する撮影のスタイルやポーズ、衣装のイメージ、ロケーション、雰囲気などを、事前に写真や文章で具体的に伝えるための資料です。

撮影を担当するカメラマンやヘアメイク、スタイリストなどのスタッフに対して、新郎新婦の理想やこだわりを正確に共有する役割を果たします。

例えば、「ナチュラルで柔らかい雰囲気の写真が好き」「海辺で夕日の中で撮影したい」などの希望がある場合、言葉だけで伝えるのは難しいこともあるでしょう。

そこで、SNSのスクリーンショットや雑誌の切り抜きなどを集めて、希望のイメージを視覚的にまとめたものを「指示書」として作成します。

また、指示書は決まった形式があるわけではなく、スマートフォンで画像フォルダを見せるだけの簡単なものから、PowerPointなどで丁寧に作り込んだものまでさまざまです。

フォトウェディングで指示書を作るメリット


フォトウェディングで指示書を作るメリットは次のとおりです。

  • イメージの共有がスムーズになる
  • 撮影当日の進行がスピーディになる
  • 撮り忘れや抜け漏れを防げる
  • カメラマンが意図を汲みやすくなる

それぞれのメリットについて解説します。

イメージの共有がスムーズになる

指示書を作成することで、カップルがどのような雰囲気、ポーズの写真を望んでいるのかなどを視覚的・言語的に整理してカメラマンに伝えられます。

言葉だけでは伝わりにくいニュアンスや好みも、写真付きの指示書があればより明確になり、撮影前からイメージの共有がスムーズに進むでしょう。

撮影当日の進行がスピーディになる

事前に撮影内容が整理されていると、当日の流れも格段にスムーズになります。時間に限りがあるフォトウェディングでは、手順が詳細までが決まっていれば、現場での迷いや打ち合わせの時間を減らせるでしょう。

結果として、より多くのカットやバリエーションを撮る余裕が生まれ、満足度の高い撮影につながります。

撮り忘れや抜け漏れを防げる

「せっかくのフォトウェディングなのに、あのショットを撮り忘れてしまった」などの後悔を防ぐためにも、事前の指示書は有効です。

撮りたいカットやシーン、必ず押さえておきたいポーズなどを一覧化しておけば、当日の混乱の中でも撮影漏れを防げます。特に、親とのツーショットやお気に入りの小物との写真など、細かな希望がある場合にこそ、指示書が役立ちます。

カメラマンが意図を汲みやすくなる

指示書があれば、事前にカップルの理想やこだわり、避けたいイメージなどをカメラマンが認識できるので、より的確に意図を汲んで撮影に臨めます。

結果として、カメラマンとのコミュニケーションも円滑になり、よりクリエイティブな提案や対応がしやすくなるでしょう。そして、後悔しない仕上がりに近づきます。

指示書を作成するデメリットと注意点


フォトウェディングで指示書を作成するデメリットと注意点は、次のとおりです。

  • 作成に手間がかかる
  • 自由な表現がしにくくなる
  • 現場での柔軟な対応を妨げる可能性もある
  • 作り方を間違えると逆効果になる

それぞれのポイントについて解説します。

作成に手間がかかる

指示書の作成はカップルにとって、思い描く理想の一日を言語化・視覚化する作業である一方で、かなりの労力と時間を要します。

特に写真や参考資料を集めたり、細かな指示をまとめたりするのは慣れていない方には負担を感じるかもしれません。

自由な表現がしにくくなる

指示書によりイメージ通りの写真が撮れる安心感はありますが、一方でカメラマンやスタッフの自由な発想や瞬間的なインスピレーションが活かされにくくなるかもしれません。

事前に指示書でルールを細かく決めすぎると、堅苦しく感じてしまう可能性があります。

現場での柔軟な対応を妨げる可能性もある

撮影当日は天候や光の加減、場所の混雑具合など予期せぬ要素が多くあります。

事前に作った指示書に固執してしまうと、現場の状況に合わせた柔軟な判断や臨機応変な対応が難しくなりかねません。

作り方を間違えると逆効果になる

指示書での要望が曖昧だったり過剰に詰め込みすぎたりすると、現場を混乱させてしまう危険もあります。

作り方や伝え方を誤ると、せっかくの撮影が思い通りにならないという残念な結果につながりかねないので注意しましょう。

指示書の作成がおすすめなカップルの特徴


指示書の作成がおすすめなカップルの特徴は次のとおりです。

  • こだわりが強い・イメージが具体的にある
  • カット数・ポーズに明確な希望がある

もし、上記の特徴に当てはまるのであれば、指示書を作成してみても良いかもしれません。

逆に、信頼できる専属カメラマンがいる場合、指示書の作成をしないのがおすすめです。

簡単な指示書の作り方


フォトウェディングの指示書を手間なく準備したいカップルにおすすめな作成手順を紹介します。

  1. 希望カットやポーズのリストアップする
  2. 参考写真を集める(例)Instagram/Pinterest
  3. 簡単なフォーマットにまとめる

参考写真をまとめて持参するだけで十分な指示書となり得ます。

おわりに


いかがでしたでしょうか。

今回は『フォトウェディングにおける指示書の必要有無、作成するメリット・デメリット』について解説してきました。

結論、指示書は「必須」ではなく「有効なツール」です。つまり、準備しておくことで、フォトウェディングの成功確率を高める手段と言えるでしょう。

指示書の準備が不安な方もご安心ください。
阿部写真館では、カメラマンやスタッフが丁寧にヒアリングし、おふたりの雰囲気や希望に合わせて撮影を進行いたします。

「準備が苦手」「プロに任せたい」というカップルはぜひ、阿部写真館をご活用ください。

阿部写真館では、叶えたいフォトウェディングのために、しっかりとサポートさせていただきます。気になることや疑問点などを、お気軽にLINEやメールでご連絡ください。

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