自然体の結婚写真が撮れるコツ

2013年10月24日

台風が来る!!という話はどうなったんでしょうか。
しっとりとした穏やかな雨が降っております。
たまには良いもんですね。
僕が育った徳島では台風が毎年来るのは当たり前。
年に1回か2回は学校が午前中で臨時休校になったのを思い出します。
そのたびに帰り道で道草を食ってたっけ。
徳島県民は雪が降ると高速もすぐにストップしたりと寒さにはめっぽう弱い代わりに
台風はへっちゃらです。
台風のニュースを聞くとなぜかワクワクするのは僕だけでしょうか・・・。
そんな話はさておき、今日も作品を発表していきたいと思います。

ロケ地は大阪中之島。
淀屋橋と梅田の間にある中央公会堂ですが、
大阪の都心で外国の雰囲気で撮影できる人気スポットです。
中央公会堂前でのウエディング撮影

よく色んな人から僕の撮った写真は
どうしてこんなに自然なの?と聞かれます。
何で自然なんだろうか?
ふむ。
それは多分「何もしてない」からなんですよね。
「笑って」とはなるべく言わないし、ポーズもあまりつけない。
僕がすることはその人らしさが出てくるように空気を作るだけです。
何もしない代わりにリラックスしてもらうことだけに集中する。
・・・・で出てきた「その人らしさ」をそのまま写真に収める。
それだけしかやってません。
中之島バラ園での結婚写真
結婚って人生の晴れ舞台じゃないですか。
それで結婚記念写真を撮ろう!ってなるんだと思うんですけど
無理して作った笑顔の写真はいらないんと思うんですね。
二人らしさってあると思う。
それを変に加工しないで残したいですよね。

 

自然であることってね、突き詰めて考えると「写真を撮られている事を意識しないこと」だと思うんです。
つまりプロカメラマンにカメラを向けられている時点で既に不自然なんですよね。
どうしても意識してしまう。
写真を撮られる事に慣れていない人にとって写真を撮ることはとっても不自然なことなんです。
あなたも・・・そうですよね?
プロのモデルでもない限り、撮られ慣れてないはずです。
カメラをどうしても意識してしまうのが仕方がないとしたらどうするか。
shomei_02

実はここがプロの腕の見せ所です。
「もっと笑顔で!」って言われても面白くもないのに人は笑えません。
カメラの前に立っていたのは、長時間の撮影の立会いで疲れ気味のご両親。
写真があまり得意ではない彼と同じく疲れが見えてきた彼女です。
そこでどうやって被写体に笑ってもらおうかと今回は2つの事をしました。
1,体を動かす
2,どこか別のなにかを意識させる
まずは1つ目。
心と体
心と体は繋がっています。
体を固めると表情も固まりますが、動かすと心はゆるみます。
「はい、では今日の最後に二人の結婚の喜びを表現してジャンプしていただきたいと思います」
「まず手を繋ぎましょうか」
最初はぎこちなかったとしても気にしません。
何回かやっている内にほぐれてきます。
3回めのジャンプでちょっとしたアクシデント。
飛び上がるタイミングがずれたのです。
自然体の家族写真
2つ目はジャンプする瞬間を意識させるということ。
実はジャンプした瞬間ではなく着地した瞬間の笑顔を狙っていた僕。
ジャンプしている時は撮られている意識が強いけれど、着地した瞬間は終わった安堵感の方が強くなります。
ハードな動きをしていたり飛ぶことを意識している間は
「プロにカメラを向けられている」という意識から離れることができます。
手を繋いでジャンプするという普段しないことをやることで楽しくなったりします。
人物の写真は被写体とのコミュニケーションで決まる。
カメラマンの世界でよく言われていることです。
どんな風に人と向き合うか。
それでどんな写真が撮れるか決まるわけです。
当たり前ですけど、本質です。
笑顔になってほしいときに何の前触れも無く
「はい、笑って下さい」はひどいですよね。
人は機械じゃないんだから、そんなに器用に笑えるわけはありません。
僕もカメラマンとしてもっと被写体の気持ちを汲んであげられるようになりたいと思います。
そんな事を考えていたら14時からスカイプミーティングが始まりそうです。
では今日も良い一日を!

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記事監修:阿部写真館

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私たちは「撮る」ことを目的にせず、その人らしさや想いが写っているかを大切にしています。無理に「笑って」とは言いません。自然な笑顔があふれる瞬間を、そっと引き出してシャッターを切ります。写真が苦手な方も、気づけば笑っていた。そんな安心感のある撮影時間を提供しています。
「写真を撮る」だけじゃない、お打ち合わせ・衣装選びから撮影まですべてが”楽しい”そして“ときめき”になる体験を。10年後も、100年後も。写真を見るたびに、あの時の笑顔と想いがよみがえる一生の宝物になるようなフォト体験を、心を込めてお手伝いします。不安も期待もまるごと預けて大丈夫。“撮ってよかった”がきっと残ります。

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