カメラマンの阿部拓歩です。昨日から撮影で東京に来ています。
せっかくなので経営の勉強会にも参加しています。
店番は山元カメラマンにお願いして出てきました。
それで今は渋谷に向かう電車の中。
大学時代と修行時代の7年間を東京で過ごしたので懐かしいです。
あの頃に戻ったような感覚。
忘れていた何かを思い出すような感覚。
毎日忙しくしてるし意識はしてなかったけど
だいぶ時間が経ったことが実感できる。
ホントはカメラマンにはなるつもりはなかったんです。
ミュージシャンになるために上京したんですよね。
まぁ、それはいいとして。
人って過去に浸るのが好きな生き物だって
どこかで聞きました。
未来の世界を表現したデーマパークより
過去を懐かしむ施設の方が成功しやすいんだそうです。
これは経営の勉強会で聞いたのですが
そう言われるとそんな気もしてきます。
人が未来を思う時、ワクワクしたり心配したりするものですが
過去を思う時には感傷に浸ったり後悔したり懐かしんだりします。
「あの時はこうだったよな」
過去を思い出すスイッチになるのが写真です。
大切な思い出を忘れたりしないように
ちゃんと残しておきたいですね。
色打ち掛けでロケーション撮影に行った時の写真。
彼との結婚が決まり写真を撮っている新婦。撮られている彼女は何を想うのか。
