本記事でわかること
屋外でのロケーションフォトは、天候の影響をそのまま受けます。
しかし、フォトウェディングは遅くても約1ヶ月前までの予約が必要であるため、当日の天気を確実に当てることは困難です。
本記事は、
「当日が雨だったらどうしたらいいの?」
「事前に確認しておくべきことは?」
「雨で撮影するときの注意点が知りたい!」
といった不安や疑問を丸っと解決します。
予想もしていなかった天気の場合、どうしても慌ててしまいがち。
事前に準備やシュミレーションをしておくことで落ち着いて対応できます。
ぜひ本記事を読んで、最適な選択ができるよう準備しておきましょう。
\雨天による延期は無料対応!スタジオへの変更も可能です/
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フォトウェディングや前撮り当日が雨の場合はどうなるの?

結論、『フォトウェディングは雨天・曇天でも撮影可能』です。
しかし、さまざまなパターンが考えられます。
本章では、当日が雨だった場合の5つのパターンを紹介します。
当日が雨だったら…5パターン
- 雨天でもそのまま決行
- 小雨になったら決行
- 撮影場所を厳選して決行
- 室内撮影へ変更
- 別日に延期
1.雨天でもそのまま決行
台風や土砂降り以外は撮影するパターンです。
ドレスや着物が雨でも撮影OK、軒下やチャペル・古民家が撮影場所に入っていた場合は雨天でも決行することが多いです。
2.小雨になったら決行
1日の天気予報や雨雲レーダーなどで小雨・晴れ間の時間帯がある場合は、その時間を待って撮影します。
3.撮影場所を厳選して決行
あらかじめ、雨が当たらない場所+完全な屋外などで撮影パターンを考えていた場合や、当日の急な雨でも撮影場所を変更できる場合は撮影場所を厳選して決行します。
【雨の日でも撮影に適した場所】
- 屋根のある場所
- チャペル
- ホテル
- 洋館
- 寺社仏閣
- 古民家の軒先
など
4.室内撮影へ変更
当日雨天の場合は、完全に雨が当たらない屋内スタジオや室内施設に変更して撮影を決行するパターンです。
写真スタジオによっては、1日1組のように雨の場合はスタジオを使用できるように空けてある店舗も。
5.別日に延期
雨が降ったら、当日は撮影せず別日へ延期するパターンもあります。
「絶対に晴天の下で撮影したい!」
「写真を使う時期はまだまだ先」
という方は、別日へ延期しましょう。
小雨だと決行か延期か迷う|何を基準に決行・延期を決める?
「このくらいの雨なら大丈夫そう…でも迷う!」そんな時に参考にしてもらいたい、小雨でも決行する基準を紹介します。
決行するかどうか悩んでいる方の参考になれば幸いです。
【写真を使う予定が決まっている】
『年賀状や披露宴でフォトウェディングの写真を使いたい』など、写真を使う日にちが決まっており延期すると間に合わない場合は、決行する必要がありますよね。
雨の中の撮影は、ドレスなどの関係上できないといった場合には、屋根の下や軒下、チャペルなど雨が当たらない場所で撮影しましょう。
【季節限定の写真が撮影したい】
桜や紅葉のショットが必ず欲しい!という方は、今という時期を逃せません。
思い出の季節にどうしても撮影したいなど強い希望がある場合は、決行することをおすすめします。
【休みが取れない】
・仕事が忙しくて休めない
・次の休みはいつになるか…
という方は、当日決行した方が良いでしょう。
【旅行を兼ねており延期ができない】
旅行先でフォトウェディングを考えていた方は、旅行の計画から再度練り直す必要があります。
延期した場合のリスクが大きいので、小雨の場合は決行の方向でスタジオに相談してください。
【土砂振りが予想される場合】
台風予報やゲリラ豪雨など、土砂降りが予想される場合は撮影自体困難な可能性が。
事前の予報でそのような状況が明らかに予想される場合は、延期の方向で行動しましょう。
フォトウェディング&前撮り当日が雨!事前に確認しておくこと5つ
「当日が雨予報になった…」
「本当に雨が降ったらどうしよう…」
と不安になるのは、雨の場合にどう対処するかが決まっていないから。
当日に雨が降っても落ち着いて行動できるよう、事前の確認リストを作成したのでぜひ参考にしてください。
スタジオに事前に確認するリスト5つ
- 撮影当日が雨だった場合の対応
- 延期料金・キャンセル料金
- 延期可能回数
- 延期日時
- 延期の場合の衣装
1.撮影当日が雨だった場合の対応
スタジオがどのような対応をしてくれるかは重要です。
- 雨に濡れにくい場所の提案・確保
- 屋内スタジオへの変更
- 小雨になるまで待つ など
土砂降りの場合、小雨の場合など状況によって細かく確認しておきましょう。
2.延期料金・キャンセル料金
雨天の場合の延期料金は、かからない店舗が多いです。
しかし、旅行中の撮影で土砂降りなど延期できずにキャンセルになった場合は『当日キャンセル』として、50%〜100%のキャンセル料がかかる場合も。
事前に確認しておきましょう。
3.延期可能回数
雨天で延期した場合でも、延期先の日時が雨になる可能性も。
延期できる回数もあらかじめ把握しておくと安心です。
4.延期日時

春や秋など、フォトウェディングの人気時期は予約が埋まっていることが多いです。
延期となった場合いつ頃の撮影になるのかを確認しておくと、予定を空けておいたりと調整しやすいですよ。
5.延期の場合の衣装
撮影を延期する際にもっとも注意したいのは、延期日に着用できる衣装について。
1点もののドレスの場合、延期日に他の方の着用が決まっていると再度ドレス選びから必要になることもあります。
また、マタニティの方は延期することでサイズが合わなくなることも。
ロケーション撮影をする場合は、当日が雨の可能性も十分にシュミレーションして、どんなパターンでも慌てないように確認・準備を入念にしておきましょう。
フォトウェディング&前撮り当日が雨・曇り|メリット6選
フォトウェディングに雨や曇りは敬遠されがちですが、実はメリットもたくさん。
本章では、雨や曇りの日にフォトウェディングをするメリットを紹介します。
フォトウェディング当日に雨や曇り!メリット6選
- 人が少なく撮影しやすい
- 表情をバッチリ決めやすい
- 影が入らず写真が綺麗に仕上がる
- 屋内の写真は逆光にならず写りが良いことも
- 花や緑はみずみずしく生き生きと映る
- 雨の日だけの特別なショットが撮影できる
1.人が少なく撮影しやすい
雨や曇りの日の撮影の1番のメリットは、『人が少ない』こと。
晴れの日に比べて出かける人が少ないため、必然的に写真への映り込みも少なくなります。
人目が気になる人にとっては、人が少ないので落ち着いて撮影に挑めるでしょう。
2.表情をバッチリ決めやすい
晴れの日には、太陽が眩しくてなかなか目が開けられないことも。
曇りや雨の日なら、パッチリと目を開けて表情も決まりやすいですよ。
3.影が入らず写真が綺麗に仕上がる
雨や曇りの場合は、顔に影ができることがあまりないので、撮影場所や撮影時間に左右されることなく顔全体が明るい状態で撮影できます。
4.屋内の写真は逆光にならず写りが良いことも

チャペルや古民家など屋内で窓際撮影をする際は、晴れていると逆光になり時間帯によっては撮影できないことも。
雨や曇りの場合は、顔映りもよく雨や雲が重厚感を演出してくれます。
5.花や緑はみずみずしく生き生きと映る
草花にとって雨は恵み。
晴れている時よりも、花や緑が雨に濡れてみずみずしく色鮮やかに映ります。
6.雨の日だけの特別なショットが撮影できる
雨粒がフラッシュに反射してキラキラ光る幻想的な写真や、重厚な雲が映画のワンシーンを切り取ったようなショットを生み出したり。
雨の日にしか撮影できない写真を楽しむことができますよ。
フォトウェディング&前撮り当日が雨・曇り|注意点8つ

フォトウェディング当日、雨の場合に気をつけてほしい注意点を8つ紹介します。
雨の日の撮影は、事前準備がとても大切です。
しっかり準備してから、万全の状態で撮影に臨みましょう。
フォトウェディング当日が雨や曇り!注意点8つ
- 衣装や小物が濡れないように気をつけよう
- 防寒対策をしよう
- ヘアメイク対策は必須
- 撮影時間が短くなるのを覚悟で
- ポージング・シーンは濡れにくいものから
- 荷物も防雨対策を
- 延期しても晴れとは限らない
- ポージング・写真のこだわりがある場合は延期が無難
1.衣装や小物が濡れないように気をつけよう
和装は地面につくことがないので、雨の場合でも撮影が決行されることが多い傾向です。
しかし、中には白無垢NGの衣装レンタルもあり色打掛に変更となる場合もあります。
また、ウェディングドレスやカラードレスは裾が長く地面についてしまうので、レンタル店舗によっては『雨天の場合貸し出し禁止』の店舗が多いです。
中には雨の日もOKのドレスや裾が短いミニドレスの用意があることも。
和装・洋装ともに、雨天の場合はどうしたら良いか事前に確認しておきましょう。
2.防寒対策をしよう
雨の場合防雨対策が大切ですが、同じくらい『防寒対策』も重要です。
雨に濡れると芯から冷えてきます。
冬時期はもちろん真夏でも濡れた衣装は寒さを感じるので、水を弾く素材の上着を持参しましょう。
3.ヘアメイク対策は必須
雨の場合は、髪型はアップスタイルがおすすめ。
ダウンスタイルは湿気でスタイルが崩れやすいです。
また、メイク直しは必須なので、可能であればメイクアテンドをお願いすると安心です。
雨で濡れても手で拭うことはせず、メイクが崩れないようにぽんぽんと雨を拭く程度にしておきましょう。
4.撮影時間が短くなるのを覚悟で
雨の場合は、長時間の撮影が困難です。
せっかくのフォトウェディングなので、あれもこれもとさまざまなショットを撮影したいのはやまやまですが、全部は撮影できないことも。
ポージングやショットの優先順位を決めて、絶対に写真に残したいものから撮影しましょう。
5.ポージング・シーンは濡れにくいものから
最初にずぶ濡れになってしまうショットから撮影してしまうと、撮影できるシーンの幅が狭まります。
これらのショットから撮影することをおすすめします。
- 相合傘
- 仲良く雨宿り
- 軒下でのんびりと など
カメラマンは雨の中での撮影にも慣れているので、アイデアを出してもらいながら効率的に撮影を進めましょう。
6.荷物も防雨対策を
撮影の合間に、自分のスマホでも写真を残したい方は多いもの。
雨天の場合は、スマホを防水ケースに入れて持参することをおすすめします。
そのほかにも荷物を持参したい場合は、防水加工されたバッグなどに入れておきましょう。
7.延期しても晴れとは限らない
フォトウェディングに人気の春や秋は、小雨程度の日が多いもの。
延期した日にちが必ずしも晴れるとは限りません。延期日も雨になる可能性を考慮して、延期するかどうかを決めましょう。
下記項目を決めた上で延期するのも1つの方法です。
- 延期日も雨が降ったらスタジオ撮影にする
- チャペルや古民家を押さえておく など8.ポージング・写真のこだわりがある場合は延期が無難
軒下や屋根のある場所ではない場合、どうしても傘をさしたショットが多くなります。
ウェディングドレスがなびく写真やきれいに晴れた青空の下で撮影したい!などこだわりがある場合は、晴れの日に延期するのがおすすめです。
フォトウェディング&前撮り|雨の日におすすめのポーズ8選
カメラマンは、雨の日も想定し対応してくれます。
プロからさまざまなアドバイスをもらって、雨の日の撮影も楽しみましょう!
1.傘をさして
ドレスでも着物でも傘は雨との相性抜群!
傘はドレスと同色やカラフルな物が人気です。
2.水たまりに映る姿
雨天限定の自然アイテム『水たまり』
水たまりに相合傘やピースショットを写してみて。
写すアイテムは色鮮やかだとはっきり写りやすいですよ。
3.仲良く雨やどり
街角や軒下など、雨やどりショットも可愛らしくておすすめです。
「雨止まないかな」と仲良くおしゃべりしながら自然なショットに。
4.雨粒のキラキラを演出に

雨粒が反射してキラキラする様子は、とても幻想的です。
特に森林など自然の中での撮影や、夜間の撮影では雨粒も美しい映えアイテムになります。
5.雨ならではの小物を楽しむ
てるてる坊主やレインブーツなど、晴れの日には登場しない特別なアイテムを使うことができます。
雨ならではの演出で、思いっきり楽しんじゃいましょう!
6.虹に出会える可能性も
『雨のち晴れ』が叶い、虹に出会える可能性も。
まるで2人の門出を祝福してくれているようです。
7.雨粒がしたたるガラス越しに
意外にも、晴れていると室内の写真は逆光になり撮影時間が限られることもあります。
雨や曇りの場合は、逆光になったり顔に影が落ちたりする心配もなくきれいな写真に仕上がります。
雨粒がしたたるガラスは、クラシカルで大人な雰囲気に。
8.曇りにしか出せない幻想的なショットも
幻想的・シックな雰囲気が好きな方には、曇り空がベストマッチ。
雲もアイテムの一部となり、重厚な映画のワンシーンのような1枚を残せます。
フォトウェディング&前撮り当日が雨で最悪…みんなはどう乗り切った?
フォトウェディング、多くの方はできれば晴れてほしいと思うもの。
しかし、自然の摂理はどうすることもできません。
当日が雨でも決行した先輩たちは、どのように乗り切ったのでしょう?
【フォトウェディング当日に雨…私はこう乗り切った!】
- ドレスとお揃いの色の傘とレインブーツでおしゃれに
- ドレスも雨OKが出たので思いっきり濡れながら無邪気な笑顔で
- 思っていたより幻想的で素敵なショットが撮れて大満足! など
「雨、嫌だな……」と思っていても、いざ撮影してみると雨の日にしか撮影できない特別なショットもたくさんあり「雨でよかった!」と感想をいただくことも。
雨の場合は、どのような雰囲気の写真やポージングになるのか、事前にカメラマンとよく相談し雨の日のパターンをよくシュミレーションしておくと、当日雨でも落ち着いて撮影に挑めるでしょう。
フォトウェディング&前撮り|雨なら雨で思いっきり楽しもう!
フォトウェディング当日のロケーションフォトが雨でも、事前準備や気の持ちようによっては存分に楽しむことができます。
写真スタジオに、雨の日の写真サンプルやアイデアを聞いて『雨の日ver.』のイメージを膨らませておくと、当日も落ち着いて対応できますよ。
『阿部写真館 大阪本町 靭公園店』では、撮影当日が雨になった場合、一緒に相談してロケ地を変更するか続行するかを決定するスタンスを取っています。
和装撮影は和傘をさして、屋外で撮影することも可能です!
ドレスの場合は、レンタルドレスでの雨天屋外撮影は難しい状況なので、ドレスをご用意していただいて撮影するのも1つの方法です。
『阿部写真館 大阪 インスタグラム』にて、最新のウェディングフォトの様子をご覧いただけます。
\雨天延期・スタジオへ変更・雨の中の撮影すべてOKです!/
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